日テレライブ配信中の「高市早苗氏の支持率下げてやる」発言事件とは?メディアに対する考え方について

本日の動画
本日は高市総裁が会見前にメディアの皆さんの会話が残った日テレのアーカイブが大問題になっています。
このアーカイブは調べたところによるともう該当箇所は削除されているらしいのでXの投稿を載せることにしました。
ことの経緯
この事件は、日本テレビのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」のYouTubeライブ配信中に、取材陣と思われる人物らの音声がマイクに入り込み、視聴者に届いてしまったというものです。
音声には、当時自民党総裁選に出馬していた高市早苗氏に対し、揶揄するような私語や「支持率を下げてやる」といった趣旨の発言が含まれていました。これがSNSなどで瞬く間に拡散し、「報道の中立性を欠く」「ジャーナリストとしてあるまじき発言だ」として大きな批判を浴び、炎上状態となりました。
発言したのは誰なのか?
色んなメディアを見ていると時事通信社のカメラマンがそのような発言をしたことがわかりました。
カメラマンへの処罰は厳重注意を時事通信社からしたと公表しているのですが、SNSの評価では国民の声を舐めている!などの投稿が多く見られました。
メディアについて筆者が思う事
メディアは結局はビジネスでやっているので仕方がないですが、情報源としては、もはや手放しで信頼できる存在ではない、という前提に立つべきなのかもしれません。
PVのため、収益のために過激な見出しが躍り、誰かの怒りや不安を煽る記事が量産される。これはメディアのビジネスモデルであると同時に、私たち自身の「つい見てしまう」という性質を巧みに利用したものでもあります。
だからこそ、私たちは単なる「情報の受け手」から、主体的な「情報の吟味者」へと変わる必要があります。その記事の根拠(ソース)は何か? 反対の意見は紹介されているか? 常に「なぜ?」と問いかける姿勢が、情報の洪水から私たちを守ってくれます。
今回の一件は、メディアのあり方を問うと同時に、私たち一人ひとりの情報との向き合い方を鋭く問うものでした。明日からニュースを見るときの景色が、少し違って見えるかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。