公開鍵暗号方式とは?公開鍵・秘密鍵などの仕組みを解説!

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インターネット上で安全に情報をやり取りするために、暗号技術は欠かせません。
その中でも特に重要なのが公開鍵暗号方式(Public Key Cryptography)です。
本記事では、公開鍵暗号方式の仕組みや、公開鍵と秘密鍵の役割、実際の活用例について詳しく解説します。
公開鍵暗号方式とは?
公開鍵暗号方式とは、ペアとなる2つの鍵(公開鍵と秘密鍵)を使ってデータを暗号化・復号する方式です。

通常の共通鍵暗号方式では、暗号化と復号に同じ鍵を使いますが、公開鍵暗号方式では、
- 暗号化には「公開鍵」
- 復号には「秘密鍵」
を使います。
この方式の特徴は、公開鍵を誰でも利用できることです。
公開鍵で暗号化したデータは、対応する秘密鍵を持つ人しか復号できません。そのため、安全に情報をやり取りできる仕組みが成り立ちます。
公開鍵と秘密鍵の仕組み
🔑 公開鍵(Public Key)
- 誰でも取得可能な鍵
- メッセージを暗号化するために使用
- 秘密鍵と対になっている
🔐 秘密鍵(Private Key)
- 持ち主だけが保持する鍵
- 公開鍵で暗号化されたメッセージを復号するために使用
- 公開鍵と対になっており、一方を知ってももう一方を簡単に推測できない仕組み
例えば、AさんがBさんに秘密のメッセージを送りたいとします。
- Aさんは、Bさんの公開鍵を使ってメッセージを暗号化。
- 暗号化されたメッセージは、Bさんに送信。
- Bさんは、自分の秘密鍵を使って復号し、元のメッセージを取得。
これにより、第三者がメッセージを盗み見ても復号できないため、安全な通信が可能になります。
公開鍵暗号方式の用途
✅ SSL/TLS(Webの暗号化通信)
WebサイトがHTTPSで通信を行う際、公開鍵暗号方式を利用して安全な接続を確立します。
✅ 電子署名
電子署名では、送信者が秘密鍵で署名を作成し、受信者が公開鍵で検証することで、データの改ざんを防ぎます。
✅ 暗号通貨(ビットコインなど)
仮想通貨のウォレットやトランザクションの認証に公開鍵暗号方式が活用されています。
5. 公開鍵暗号方式のメリット・デメリット
✅ メリット
- 安全性が高い:公開鍵だけでは秘密鍵を推測できない。
- 鍵を事前に共有する必要がない:共通鍵暗号方式のように鍵を直接渡す必要がないため、盗まれるリスクが低い。
❌ デメリット
- 処理速度が遅い:共通鍵暗号方式に比べて計算量が多く、負荷が高い。
- 鍵の管理が必要:秘密鍵を紛失すると復号が不可能になる。
そのため、実際のシステムでは、公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式(同じ鍵を使ってデータを暗号化・復号する方式)を組み合わせて使用することが多いです。
まとめ
公開鍵暗号方式は、安全な通信を実現するための重要な技術です。特に、インターネット上での暗号化通信、電子署名、仮想通貨の認証などに広く利用されています。
ただし、計算コストが高いため、実際には共通鍵暗号方式と組み合わせることで、効率的なセキュリティ対策が行われています。
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